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環境調査・腐食環境診断 >> 腐食環境診断・対策 >> エコチェッカSUN(腐食環境精密調査)

LEVEL 2 腐食環境精密調査

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 エコチェッカSUN/拡散型サンプラー/QCM腐食センサー

屋内大気の腐食診断、窒素系腐食性物質の調査、塩分調査など。
お客様の課題に対して最適な腐食対策サービスの組み合わせをご提案。

 

お客様に最適な腐食診断・調査方法をご提案します


最適な腐食診断・調査方法

最適な腐食診断・調査方法

エコチェッカII

屋内大気の腐食診断

エコチェッカII

拡散サンプラー

窒素系腐食性物質の調査

拡散型サンプラー

ドライガーゼ, 拭き取り調査キット

塩害成分の調査

ドライガーゼ法

エコチェッカSUN

屋外環境の腐食診断

エコチェッカSUN

元素分析

粉じん、塵埃の調査

元素分析

QCM腐食センサー

腐食性の時間変動の調査

QCM腐食センサー

最適な腐食診断・調査方法

 エコチェッカII/腐食度合いの定量分析サービス

主に屋内大気の腐食診断なら!

エコチェッカII

エコチェッカのオプション分析である蛍光X線分析やカソード還元分析により、ppbオーダの腐食性ガスの濃度や腐食速度を定量的に診断することができます。温湿度の同時診断が可能な、小型の温湿度ロガーもご紹介します。
「エコチェッカ」は、富士通株式会社のサーバ、ストレージ、ネットワーク機器等の設置において、腐食性ガスの影響調査に実際に使用されている診断キットです。 腐食環境の簡易調査 

 

 エコチェッカSUN

インフラの構造材など、主に屋外環境の腐食診断なら :長期大気暴露試験キット

エコチェッカSUN

近年、道路、鉄道、電力網など屋外の社会インフラの老朽化が問題となっています。特に、大気に含まれる海塩粒子や火山、腐敗物からの硫化ガス、工場や大気汚染からの酸性ガスなど、様々な腐食性物質による経年腐食がトラブルの原因となっており、インフラの適切なメンテナンスには、大気環境の腐食性を正確に診断・把握する必要があります。エコチェッカSUNは金属試験ピースと架台をセットにした長期屋外大気暴露試験キットです。ISOに基づいた腐食性区分の診断・分類が可能です。

ISOに基づく大気環境の腐食性区分を診断

ISO規格に準拠

ISO 9223では、屋外大気環境の腐食性は、指定材質の金属試験ピースを1年間大気暴露した後の腐食度合いによってC1~CXの6段階に分類されます。
エコチェッカ SUNは、金属試験ピースと架台をセットにした長期大気暴露試験キットであり、ISOに基づいた腐食性区分の診断・分類が可能です。

 

エコチェッカ SUNの特長

屋外暴露に適した構造

エコチェッカSUN
  • 1年以上の屋外暴露を想定して、堅牢なステンレス製架台を使用
  • 金属試験片と架台金属との接触による局部電池腐食や貰い錆びを防止するため、試験片を高強度の紐で吊り下げた構造とし、ピース毎の回収・分析が可能
  • 金属試験片は、二枚の金属を特殊な接着剤で貼り合わせることで、表面と裏面の腐食量を各々把握できる構造

 

設備保全ニーズに対応した様々な材料の金属試験片を装着

構造材料として広く使用されている金属である鉄や亜鉛、アルミニウムを試験片として標準で用意しています。これらの材料以外について、お客様の設備保全ニーズに対応した多様な材料の金属試験片を装着致します。お気軽にご相談ください。

腐食減量法による腐食量分析(別料金)

腐食減量法による腐食量分析
  • 大気曝露後の金属クーポンの腐食量診断は、JIS Z2371に準じて大気暴露後の金属クーポン表面の錆を除去した時の重量を分析、暴露前の金属クーポンの重量との差分で診断する「腐食減量法」を実施
  • ご要望に応じ腐食物の同定や断面観察など、材料分析サービスも提供
    ※金属試験片サンプルは原則として返却いたしません。

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販売価格

本品は受注生産品です。20セットより承ります。

  • エコチェッカ SUN キット価格: 38,000円 / キット (税別)
    ※1キット当たり 鉄, 亜鉛, アルミニウム 各2枚取付
    ※お客様ご指定の材料を装着する場合、料金が変わる場合がございますのでご相談下さい。
  • 曝露済試験ピースの腐食減量分析 : 36,000円/キット(税別)
    ※1セット6枚の分析料金

ご利用上の注意

  • エコチェッカ SUN キットの取付けに際しては、お客様にて周囲の安全に十分ご配慮下さりますようお願いします
  • 屋外暴露時の強度や耐久性を考慮した材料・構造を採用していますが、設置環境や期間によっては破損の可能性がありますのでご了承ください

 拡散型サンプラー

窒素系腐食性物質の調査なら

窒素系腐食性物質の調査

NO, NO2, NH3などの窒素系腐食性物質は、金属の腐食を分析しても痕跡を見つけることができません。これらの物質の診断には、ガス濃度の簡易分析のためのサンプラー(写真奥)をご用意しています。

 

 ドライガーゼ, 拭き取り調査キット

塩害成分の調査なら

塩害成分の調査

堆積した塵埃、飛来・浮遊している塵埃、それぞれの中の塩害成分の種類と量(塩分量)を調査いたします。

環境中の塩害成分調査 

 

 

 元素分析

粉じん、塵埃の調査なら

塵埃を元素分析

現地でサンプリングした塵埃を元素分析し、腐食成分を推定します。

元素分析について詳しく

 QCM腐食センサー

曜日や時間帯など、腐食性の時間変動の調査なら

富士通研究所の開発した「QCM腐食センサー」は、水晶振動子微小天秤(QCM)を応用した腐食センサーです。腐食の度合いを数時間で診断できる上、測定環境の時間変化(日内変動、設備稼働変化)と腐食の進み方の関係を調査することが可能です。これにより腐食性物質の発生源を推定することができます。

 

QCMの測定原理

QCM(水晶振動子微小天秤)の表面に被覆した金属電極の腐食を、QCMの共振周波数変化から算出できる重量変化としてリアルタイムに確認できます。
当社のQCMは共振周波数25MHzの素子を使用し、0.7 ng/cm2/Hz の極めて高い感度で重量変化を測定できます。
(QCMでは腐食性物質の種類を特定することはできません。 エコチェッカ II で腐食性物質を特定してください。)

 

QCM腐食センサーの特長

電子機器に使用する金属材料の中で特に腐食が問題になりやすい銀、銅をQCMの電極として用いています。

様々な場所で測定するために

屋外、装置内部、遠隔地など様々な場所で腐食環境を測定するための機能を備えています。

  • 内蔵メモリにデータ保存
  • Liイオン電池による長時間動作
  • 温湿度センサー内蔵
  • ワイヤレス・リアルタイム通信機能 (通信可能距離 100m (Typ.))
  • コントローラ1台でセンサー10台を制御
  • 型・軽量なセンサーユニット

 

腐食環境の評価事例

腐敗物からの発生ガスによる電極腐食を防止するため、腐敗ガス除去設備を設置した時の導入効果をQCM腐食センサーを用いて確認した事例です。

未対策エリアでは電極の重量が急速に増加する腐食性の高い大気でしたが、対策エリアでは重量変化が大幅に抑制されていることから腐敗ガス除去設備の効果が得られていることを数時間で確認することができました。

QCM腐食センサーを用いて確認した事例

 お客様の目的に沿った腐食環境診断レベルをお選びください

LEVEL 1 簡易調査

『エコチェッカII』は当社が開発・製造・販売しています!低価格で診断手順も簡便。多点調査による腐食性物質のスクリーニングなどの簡易調査が可能。

LEVEL1

LEVEL 2 精密調査

屋内大気の腐食診断、窒素系腐食性物質の調査、塩分調査など。お客様の課題に対して最適な腐食対策サービスの組み合わせをご提案。

LEVEL 3 原因調査

腐食すると、なぜトラブルとなるの?
適切な材料分析手法、電子部品の故障解析手法を組み合わせ、腐食トラブルの原因を究明。

LEVEL3

LEVEL 4 対策・再発防止

エコチェッカ II, QCM腐食センサーなどによって腐食性物質の発生源・分布の推定結果をもとに、様々な環境対策・効果確認の継続監視サービスをご提案。

LEVEL4

 

 

 電機・電子機器の特殊環境試験サービス

製品は環境変化や異常気象に十分耐えうる設計になっていますか?製品開発段階で『特殊環境』(想定外環境)での耐環境性を把握してくことが必要不可欠です。

 

ガス腐食試験

温泉水の蒸気や火山性のガスは、硫黄など機器を腐食させる成分が含まれている場合があります。
当社所有の設備では、H2S、SO2、NO2、Cl2の4種類の腐食性ガスの単独または混合雰囲気での試験が行えます。大気中の腐食性ガスによる電子部品の耐腐食性試験が実施可能です。

もっと詳しく

 

塩水噴霧複合サイクル試験

要求の多い、塩水噴霧をベースとした乾燥・湿潤のサイクル試験に準拠した試験場は少ないのが現状です。当社ではJASO M609,M610に沿う複合サイクル試験を受託致します。

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