腐食環境診断・対策
腐食環境診断/対策
電子機器が腐食?設備に錆?生活悪臭?その原因は?
こんなお悩みや課題はありませんか?
- 設備稼働環境の大気が要因で電子機器の故障につながる?
- 温泉や汚水処理場、劣悪な環境で故障リスクを減らしたい。
- 広い工場、少ない人員・工数で環境調査を実施したい。
- 老朽化したインフラを少しでも長持ちさせたい。
LEVEL 1 簡易調査『エコチェッカII』は当社が開発・製造・販売しています!低価格で診断手順も簡便。多点調査による腐食性物質のスクリーニングなどの簡易調査が可能。 LEVEL1 |
LEVEL 2 精密調査屋内大気の腐食診断、窒素系腐食性物質の調査、塩分調査など。お客様の課題に対して最適な腐食対策サービスの組み合わせをご提案。 |
LEVEL 3 原因調査腐食すると、なぜトラブルとなるの? |
LEVEL 4 対策・再発防止エコチェッカ II, QCM腐食センサーなどによって腐食性物質の発生源・分布の推定結果をもとに、様々な環境対策・効果確認の継続監視サービスをご提案。 |
腐食環境診断のご利用ケース
データセンターやマシン室、交換機室などの電子機器設置環境だけでなく、汚水処理施設や工場などの電気・電力設備設置環境、生活環境など、さまざまな分野の環境診断にご活用いただいています。
- データセンター、マシン室、コンピュータルーム
- 局舎、基地局、交換機室
- 汚水処理場、浄水場
- 製紙工場、ゴム工場、化学工場、製鉄所
- 電機・電子機器の製造工場、クリーンルーム
- 部品、製品の保管倉庫
- 計装設備、電力設備メンテナンス
- 食品工場内貯蔵庫、冷凍室、加工場 、レストラン(銅配管)
- 博物館、美術館、展示品の環境管理
- 河川、ゴミ処理場の悪臭、腐臭 (硫化水素)
- 温泉地・海岸地・工場地・埋立地・交通量の多い市街地
富士通の腐食環境診断の歴史
腐食環境診断を簡易的に行える『エコチェッカ』。1994年の発売以来の運用実績を誇り、現在は年間200以上のユーザ様に約5,000個をご活用いただいています。
腐食の防止は、精密機器、電気部品の製造品質確保と密接に関わっています。
1936年、富士通川崎工場の用地選定の際、『エコチェッカ』の前身とも呼べるテストピースを置き、錆の発生度合いをチェックした上で現在の地(川崎市中原区)を選びました。
長年の富士通の品質管理に磨きあげられた当社の技術。ぜひ貴社でも有効にお役立てください。
富士通沼津工場に展示されている昔の金属クーポン
腐食環境調査のご紹介
環境中の塩害成分調査
海から飛来する塩化ナトリウム、道路の凍結防止剤に由来する塩化カルシウムなどの微粒子。 大気環境中の塵埃のこれらの成分(塩分)は、鉄・アルミなどの構造材を腐食・劣化、電子機器や電気設備の内部で絶縁不良を引き起こす、『塩害トラブル』の原因となります。 もっと詳しく
生活環境悪臭調査(河川の悪臭診断)
エコチェッカ IIは5種類の金属試験片をセットした腐食性ガス診断キットです。 金属の腐食度合いから、硫化水素、亜硫酸ガス、塩素系ガスの多少を比較できます。 この特長を応用して、腐敗臭成分である硫化水素のモニタリングにエコチェッカをご利用頂けます。
ビル・工場の環境管理
ビル・工場では、様々な場所で腐食・悪臭トラブルの可能性があります。腐食・悪臭トラブルの防止に「エコチェッカ II」を用いた環境診断が有効です。
腐食環境の診断・製品の耐腐食性、故障解析に関するサービス
腐食環境ソリューションでお客様の課題解決をサポートいたします
製品・装置・設備に使用されている電子部品、または、製品・装置・設備を設置している環境に対しての『腐食対策』は十分でしょうか?
当社では製品の故障解析による腐食メカニズムの推定、お客様の製品・装置・設備に対する腐食対策のご提案、腐食対策の効果検証を致します。
腐食環境ソリューションについてパンフレットを公開しています。是非ご検討ください。
腐食環境の調査なら
腐食環境簡易調査には当社が開発・製造・販売している『エコチェッカII』を! 低価格で診断手順も簡便。多点調査による腐食性物質のスクリーニングなどの簡易調査が可能です。
金属試験ピースと架台をセットにした長期屋外大気暴露試験キットです。ISOに基づいた腐食性区分の診断・分類が可能です。
大気環境中の塵埃に含まれる塩害成分を、飛来・浮遊塵埃、堆積塵埃の塩分量を、JIS Z2382 規格/JEITA IT-1004A規格に準じた方法で調査・測定致します。
耐腐食性の評価、不具合の解析なら
高温恒湿試験にとどまらず、耐腐食性試験、耐候性試験、減圧試験、塩水噴霧試験など、特殊な環境を想定した試験を実施致します。
電子部品の故障解析・良品解析を実施。また、対策品の信頼性評価後のサンプルについて詳細を調査致します。
ナノレベルの構造分析や表面分析など最適な方法を組み合わせ、材料開発や材料起因の不良原因解明を支援致します。