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ユーロフィンFQL株式会社 >> 環境調査・腐食環境診断 >> 環境中の塩害成分調査

環境中の塩害成分調査

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 環境中の塩害成分調査

海から飛来する塩化ナトリウム、道路の凍結防止剤に由来する塩化カルシウムなどの微粒子。 大気環境中の塵埃のこれらの成分(塩分)は、鉄・アルミなどの構造材を腐食・劣化、電子機器や電気設備の内部で絶縁不良を引き起こす、『塩害トラブル』の原因となります。

 

装置に錆を発見!原因は?対策は?

  • 装置の寿命が通常よりも短く感じる
  • 筐体のネジや架台がよく錆びる
  • 海が近くて、塩害が起きないか不安だ

電子機器・電気設備の安定運用や社会インフラの維持・管理には、腐食環境に対する適切な診断・対策が不可欠。長年の経験と豊富な実績を誇る、当社にお任せください!

  • 塩害成分調査だけでなく、腐食性ガス調査、塵埃調査など、大気環境調査をワンストップで対応
  • 塩害事例に対する豊富な実績
  • トラブル原因の解析や環境改善をご支援!

 

 サービス内容

堆積した塵埃、飛来・浮遊している塵埃、それぞれの中の塩害成分の種類と量(塩分量)を調査いたします。Na(ナトリウム)イオンやCl(塩素)イオンがあれば海由来の塩分、Ca(カルシウム)イオンやMg(マグネシウム)イオンがあれば凍結防止剤が疑われます。

飛来・浮遊塵埃の塩分量調査

ドライガーゼ法による調査

屋外に飛来してくる塵埃や、屋内で浮遊している塵埃中の塩分量を、「JIS Z2382 大気環境の腐食性を評価するための環境汚染因子の測定」に準拠したドライガーゼ法で調査いたします。
洗浄処理を施したガーゼをセットしたドライガーゼプレートを含むキット一式を貸し出します。キットを1ヶ月間暴露した後、返送してください。イオンクロマトグラフィでガーゼに付着した塩素イオンを定量し、塩分量に換算して報告いたします。また、Naイオン、Caイオン、Mgイオンを分析することで塩分の由来を推定いたします。

 

堆積塵埃の塩分量調査

拭き取り式の表面汚染密度測定(スミア式)で調査

屋内・室内に堆積した塵埃中の塩分量を、拭き取り式の表面汚染密度測定(スミア式)で調査いたします。洗浄処理を施したガーゼを含むキット一式をお送りします。所定面積に堆積した塵埃をガーゼで拭き取った後、返送してください。イオンクロマトグラフィで塩分量や塩分の由来を推定してご報告します。
『JEITA IT-1004A 汚損度(等価塩分量)の測定方法』に準拠した電導度からの塩分量換算も承ります。

 

腐食環境調査のご紹介

生活環境悪臭調査(河川の悪臭診断)

エコチェッカ IIは5種類の金属試験片をセットした腐食性ガス診断キットです。 金属の腐食度合いから、硫化水素、亜硫酸ガス、塩素系ガスの多少を比較できます。 この特長を応用して、腐敗臭成分である硫化水素のモニタリングにエコチェッカをご利用頂けます。

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ビル・工場の環境管理

ビル・工場では、様々な場所で腐食・悪臭トラブルの可能性があります。腐食・悪臭トラブルの防止に「エコチェッカ II」を用いた環境診断が有効です。

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 電機・電子機器の特殊環境試験サービス

製品は環境変化や異常気象に十分耐えうる設計になっていますか?製品開発段階で『特殊環境』(想定外環境)での耐環境性を把握してくことが必要不可欠です。

 

ガス腐食試験

温泉水の蒸気や火山性のガスは、硫黄など機器を腐食させる成分が含まれている場合があります。
当社所有の設備では、H2S、SO2、NO2、Cl2の4種類の腐食性ガスの単独または混合雰囲気での試験が行えます。大気中の腐食性ガスによる電子部品の耐腐食性試験が実施可能です。

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塩水噴霧複合サイクル試験

要求の多い、塩水噴霧をベースとした乾燥・湿潤のサイクル試験に準拠した試験場は少ないのが現状です。当社ではJASO M609,M610に沿う複合サイクル試験を受託致します。

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