排気ガス中のPFAS分析

排気ガス中のPFAS分析
排気ガス中のPFASに関する基準値は、国内において明確には設定されていません。(2026年4月時点)
一方で、焼却施設等からの排出に関する検討や、測定手法の整理が進められており、今後は規制や管理の枠組みが整備されていく可能性があります。
特にPFASは世界的に規制強化の動きが進んでいる物質であり、排出管理の重要性も高まりつつあります。
ユーロフィン日本環境では、排気ガス中のPFAS分析について、サンプリング計画の立案から測定まで一貫して対応が可能です。
目的や対象設備に応じた最適な調査をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
Other Test Method 45 (OTM-45)
米国環境保護庁(EPA)が公表している試験法であり、工場や処理施設などの固定発生源から排出される排ガス中のPFASを対象とした分析法です。
本分析法では、粒子として存在するPFASや一部の気体状のPFASを対象として、フィルターや吸着剤を用いてサンプリングを行い、抽出後に液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)により定量を行います。
49成分のPFASを対象とした測定が可能な手法として、排出ガス中のPFAS評価に向けた検討・適用が進められています。
Other Test Method 50 (OTM-50)
OTM-45と同様に米国EPAが公表している排ガス測定手法の一つであり、主に揮発性フッ素化合物を対象としています。
キャニスターで採取された試料はクライオ濃縮後、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)により分離・検出され、気相中フッ素化合物の定性・定量を行います。
大気排出源等からの揮発性フッ素化合物の把握に用いられます。
ユーロフィン日本環境独自メソッド
環境省が公表している「PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」における排ガスサンプリング法で捕集した試料に対して、EPA Method 1633の分析手法を適用することで、多項目分析を可能としたユーロフィン日本環境独自の分析法です。
サンプリングにおいては、排気ガス中のガス成分および粒子状成分を合わせて捕集し、分析を行います。
PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項
環境省が公表している「PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する 技術的留意事項」では、固形状廃棄物や液状廃棄物、排水、排ガスなどにおけるPFOS・PFOAの取扱いや評価の考え方が示されており、これらの媒体に対する測定方法についても整理されています。
排ガスはインピンジャーで採取し、吸収液を固相抽出(SPE)で捕集・濃縮します。
得られた結果は廃棄物処理時の分解効率の算出などに用いられます。
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