総合
会社案内 | 会社案内パンフレット | ユーロフィンFQLの方針、サービス概要、事業所等をご紹介致します。 |
---|---|---|
ソリューション |
腐食環境ソリューション | エコチェッカII、ドライガーゼ方式による塩害分析、QCMセンサなど、腐食環境測定ツールをご紹介いたします。 |
環境ソリューション | 腐食トラブルに関する課題に様々な側面からアプローチしたサービスです。 |
リチウムイオンバッテリに代表される二次電池。使用シーンが増加していますが、発煙発火事故の発生は後を絶ちません。このページでは、リチウムイオン電池を例として、リチウムイオン電池の不具合に関し『素朴な疑問』に回答しながら、評価の重要性をご説明致します。
簡単にと整理するとこのようにまとめられます。
円筒型 |
角型 |
ラミネート |
|
---|---|---|---|
電解液 |
液体 |
液体 |
液体/ゲル |
外装 |
金属缶 |
アルミ缶 |
アルミラミネート |
形状自由度 |
× |
× |
○ |
外装強度 |
○ |
○ |
× |
リチウムイオン電池の膨張(左)、焼損事故(右)
リチウムイオンバッテリは、円筒型のバッテリに比べ、形状の自由度が高く薄型化に向いてるのが特徴です。
電解液がゲル状であり漏液が無いため、外装が薄いアルミラミネートでできています。このため、膨張が顕著に発生します。(円筒型などもガスが発生しますが、外装強度や圧力弁により顕在化しにくい)
水分の侵入、高温環境に放置された場合、過充電(充電状態で放置)、過放電(バッテリ電圧を低い電圧の状態のまま放置)などがあります。
など。
バッテリは、まずバッテリセルを製造し、それを組み合わせてバッテリパックとしています。一般的にはバッテリセルとバッテリパックは別の工場(サイト)で製造されます。発煙発火を考える時、下記の要因に分けられます。
異常発生時に検出/保護機能で停止させる、潜在的に点火源をなくす(※)、発熱などに対する耐量をあげる(材料選定)などが重要になります。
※燃焼の三要素は可燃物、酸素供給減、点火源です。潜在的に点火源をなくすことが重要になります。
バッテリの発火に至るプロセス(一般的な例)
バッテリ発煙発火の発生要因ごとに未然に防ぐために重要なことは、
専用設備での電池の発火耐量測定、保護回路を回路図と現品評価の両面での検証を受託致します。実使用環境を想定したサイクル試験や各種分析も受託可能です。
X線解析や解体解析から安全対策の設計不備や異常を検出致します。
解析の流れ(例)
※上記は一例にすぎません。実際は現物を確認の上、適切な試験をご提案致します。また、膨張の場合は解体前に発生ガスの分析の対応も可能です(外部委託)。
会社案内 | 会社案内パンフレット | ユーロフィンFQLの方針、サービス概要、事業所等をご紹介致します。 |
---|---|---|
ソリューション |
腐食環境ソリューション | エコチェッカII、ドライガーゼ方式による塩害分析、QCMセンサなど、腐食環境測定ツールをご紹介いたします。 |
環境ソリューション | 腐食トラブルに関する課題に様々な側面からアプローチしたサービスです。 |
こちらよりダウンロードお願いいたします(外部サイト)