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評価・解析 - 車載部品、車載ユニット

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 車載部品・ユニット 信頼性評価・解析、Automotive SPICE®対応

ECUをはじめとして自動車に搭載される電子部品・電子機器等の製品は過酷な環境で使用することが想定されております。国際規格(IEC-Q100・VDA・IATF16949等)をはじめ、国内外の自動車メーカーによる独自規格等が搭載部品、搭載ユニットに要求されます。
 一方、車載ソフトウェアの開発においては、自動車業界に特化した開発プロセスモデルである『Automotive SPICE®』への適合を要求されたり、新たに発注条件となるケースが増えたりと、対応が必要となってきています。

車載部品、車載機器ハードの品質保証関連については、要求される各種信頼性評価試験、環境試験、耐久性試験ほか、故障解析を受託、ソフトウェア開発にあたっては、Automotive SPICE® に適合した開発プロセスの構築支援、Automotive SPICE® の要求項目を解説する教育をご提供しております。

 

 

こんなお悩み・ご要望はありませんか?

  • 新製品に採用する部品の耐環境性を事前に見極めたい
  • 複数の試験を一括して行いたいが、委託先が見つからない
  • どの規格で試験すればよいのか判らない
  • 車載部品、車載機器の品質規格に準拠した試験を直ぐに実施したい
  • 供給先から、Automotive SPICE®の適合要求をもとめられた

 

 

  

 

 対応事例 | 車載部品・車載機器の信頼性評価・故障解析・ソフトウェア開発支援

 


部位

ユニット詳細

サービス

事例

エクステリア

ヘッドランプ

信頼性評価

ヘッドランプの耐候性試験(ISO17025準拠)

インテリア

メーターパネル

信頼性評価

メーターパネルの耐候性試験(ISO17025準拠)、変色までの限界試験

モールドケース材

故障解析

モールド樹脂材のケミカルクラック破断面分析

ユニット

ECU

信頼性評価

故障解析

実装基板の高温高湿試験、温度サイクル試験、熱衝撃試験(※それぞれISO17025準拠)

基板焼損調査(回路解析、X線解析、故障部品解析)

BGA半田ボールの表面分析(組成分析、酸化膜厚測定)、付着異物の成分分析

バッテリユニット

信頼性評価

BMS回路検証、安全回路検証、バッテリセル安全性評価、バッテリセル寿命試験

LCDユニット

信頼性評価

故障解析

耐候性試験、高温高湿試験、熱衝撃試験(※それぞれISO17025準拠)、振動試験

線欠陥・ブロック欠け原因調査、表示品位(輝度、色度)の解析

センサー

センサーモジュール

信頼性評価

故障解析

センサーモジュールの高温高湿試験、温度サイクル試験、電池の寿命試験、IP(防水性)試験

故障品の原因調査(モジュールの解体、水分侵入の痕跡調査、センサー基板の調査)

部品

リレー

信頼性評価

リレーの耐久動作試験(試験後のCT解析、接点の表面分析)

半導体(IC,LSI)

信頼性評価

故障解析

AEC-100に基づいた各種信頼性試験

電気的特性測定、ロックイン発熱解析、超音波探傷解析、パッケージ開封、断面解析

コンデンサ

故障解析

コンデンサのクラック原因調査

その他

ラッシュアジャスター

故障解析

異常個所(錆)の表面分析

ソフトウェア開発

Automotive SPICE®

コンサルティング

教育

Automotive SPICE® プロセス構築支援

Automotive SPICE® V4.0入門コース

 

(高)促進耐候性試験 [ウェザーメーター試験]

屋外での使用では、太陽光による紫外線や降雨など屋内より厳しい環境にさらされます。 太陽光・温度・湿度など屋内外の条件を人工的に再現し、製品や材料の劣化を促進させ短時間に評価することが可能です。

 

当社の促進耐候性試験サービスの特徴

  • カーボンアークとスーパーキセノンの2種類の光源に対応した耐候性試験機を備えています。
  • ご要望に応じた試験条件(降雨/ガラスフィルタ/制御波長/試料枠回転速度)に無料で対応致します。
  • 試験前後の観察や測定にも対応いたします。
  • 一部の規格については、ISO17025認証を取得しました。

340nm単一波長制御指定関連規格

SAE J2527 米国自動車技術者協会規格
ASTM G115 米国材料試験協会規格
JIS K 7350-2 日本興業規格
ISO4892-2 国際標準化機構規格
IEC J60950-1 付属書Y4892-2 国際電気標準会議規格

 

JSK7350-2 プラスチック―実験室高原による暴露試験方法―
第2部:キセノンアークランプ
JASO M351 自動車部品―
外装部品のキセノンアークランプによる促進耐候性試験方法

 

試験設備


 

促進耐候性試験(サンシャインウェザーメーター試験)

  • 歴史も長く、一般的な試験方法です。カーボンアーク放電時に発生する紫外線照射により、加速評価を行います。
  • 試験装置性能
    • 放射照度: 255W/m2 (@300~700nm)
    • ブラックパネル温度: 63℃,83℃,95℃ (湿度制御有)
    • 降雨純水スプレー: 水噴霧の有り/無し、および噴霧時間についても指定可能

所有設備

 

高促進耐候性試験(スーパーキセノンウェザーメーター試験)

  • キセノン光源は太陽光照射の試験再現性に優れています。紫外線放射照度が太陽光の約3倍のため、試験時間の短縮や試験コスト削減に有利です。
  • 試験装置性能
    • 放射照度: 60~180W/m2 (@紫外線領域300~400nm)
    • ブラックパネル温度: 50℃~95℃ (湿度制御有り)
    • 降雨純水スプレー: 水噴霧の有り/無し、および噴霧時間についても指定可能
    • 試料寸法: 150×70mm 最大51枚


所有設備

 

 ガス腐食試験

温泉水の蒸気や火山性のガスは、硫黄など機器を腐食させる成分が含まれている場合があります。
当社所有の設備では、H2S、SO2、NO2、Cl2の4種類の腐食性ガスの単独または混合雰囲気での試験が行えます。大気中の腐食性ガスによる電子部品の耐腐食性試験が実施可能です。


対応する主な試験規格

JIS C 60068-2-42 環境試験方法-電気・電子-接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 環境試験方法-電気・電子-接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-60 環境試験方法-電気・電子-混合ガス流腐食試験

 

試験装置性能

  • 温度制御範囲: +20 ~ +50℃(湿度制御有り)
  • ガス濃度(1~4種混合試験が可能):
    • H2S(硫化水素ガス)濃度 : 0.01 ~ 12.5ppm
    • SO2(亜硫酸ガス)濃度 : 0.05 ~ 12.5ppm
    • NO2(二酸化窒素ガス)濃度 : 0.01 ~ 2.5ppm
    • Cl2(塩素ガス)濃度 : 0.01 ~ 0.25ppm
  • 槽内容積: W500×D500×H700mm

所有設備

 

 減圧試験

地上より減圧した環境では、膨らみや放電の発生など電子機器や回路に思わぬ影響が出ることがあります。当社所有の設備を用いれば、大気圧以下の減圧環境をシミュレートした試験が行えます。高層階や航空機の中など、気圧が低い状態での使用を想定した試験が実施可能なほか、モータやFANなど回転機器のベアリングオイル抜けによる寿命検証なども可能です。


対応する主な試験規格

JIS C 60068-2-13 環境試験方法-電気・電子-減圧試験方法
JIS C 8712 密閉型小型二次電池の安全性
UL1642 Lithium Batteries(リチウム・バッテリー)

試験可能な環境

  • 圧力制御範囲: 5 ~ 933hPa
  • 温度制御範囲: +40 ~ +200℃

所有設備

 塩水噴霧複合サイクル試験

台風上陸など海塩粒子による電子部材の腐食トラブル、小型電子部品の部品の塩水による故障メカニズムを含めたトータル解析ができない等。当社ではJASO M609,M610に沿う複合サイクル試験の実施はもちろん電子部品などの腐食分析や故障原因調査を承ります。

所有設備

 

 熱衝撃試験/温湿度環境試験

様々な温度・湿度環境下での試験を実施することで、製品の信頼性や劣化具合などを評価することが可能です。

対応する主な試験規格

IEC / JIS C 60068-2-30 環境試験方法-電気・電子-温湿度サイクル試験方法
IEC / JIS C 60068-2-78 環境試験方法-電気・電子-高温高湿試験方法

 

車載ECU量産品 評価試験 事例


低温/高温環境で量産品のスクリーニング

恒温恒湿槽4台(エスペック製PL-4J)、パレット5枚分の一時保管エリア、及び、作業員常駐で3カ月間占有。 

 

所有設備

 

温度変化衝撃試験

気槽式冷熱衝撃試験機による、車載ECUの温度変化衝撃試験。(ISO16750-4/JASO D014-4規格, LV124規格対応)

  • 条件(例):-40℃⇐⇒+125℃、各1.5H,3H ほか

車載機器の温度変化衝撃試験

温度プロファイル例

所有設備

 

 Automotive SPICE®関連

Automotive SPICE® プロセス構築支援

車載ソフトウエアの適合要求として強く求められるAutomotive SPICE®。IATF16949やISO26262等の国際標準で要求されています。
当社は、プロセス構築・プラクティス教育から公式アセスメントまで、すべて日本語で対応。貴社のご要望に合わせた形でワンストップソリューションを提供致します。

詳しく見る

 

Automotive SPICE® V4.0入門コース

Automotive SPICE®を導入したいけれど、何から取り組めばよいかわからない、開発プロセスは持っているけれど、Automotive SPICE®と比較して何がどれくらい不足しているかがわからない、など、Automotive SPICE®を理解したい方に向けた教育をご用意しております。また当社では、お客様のご要望に合わせた開催方法にて対応が可能です。

詳しく見る

 

 

ユーロフィンFQLはISO17025で認定された試験所です


  • 公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB) 試験所認定 認定番号RTL04780
  • 対象範囲:M21 電気試験
分類コード
及び名称
IEC/JIS JEDEC その他
M21.5.1
低温試験
IEC 60068-2-1 / JIS C 60068-2-1 試験Ab
※温度条件は-50℃~+5℃の範囲に限る。6.8項、6.10項、6.13項 を除く
JEDEC JESD22-A119A
※3.2項、3.3項を除く
-
M21.5.2
高温試験
IEC 60068-2-2 / JIS C 60068-2-2 試験Bb
※温度条件は+30℃~+175℃の範囲に限る。6.7項、6.9項、6.13項を除く
JEDEC JESD22-A103E
※Condition D,E,F、4.2項、4.3項を除く
-
M21.5.3
温度変化試験
IEC 60068-2-14 / JIS C 60068-2-14
試験Naの温度条件は、低温側0℃~-65℃、高温側 +30℃~+175℃の範囲に限る。
※試験Nb温度条件は、低温側 +5℃~-65℃、高温側+30℃~+175℃、温度変化率 10±2K/min以下に限る。
(6.1項、6.2項を除く)
JEDEC JESD22-A104E
※5.9項、6項を除く JEDEC JESD22-A106B.01
※4.2項、4.3項を除く
-
M21.5.5
高温高湿定常試験
IEC 60068-2-78 / JIS C 60068-2-78
※5.1項、5.2項、5.3項を除く
- -
M21.5.17
耐候性試験
JIS K 7350-2
※4.7項、6.1項 表3・表4 11・12・15・16・狭帯域、6.2項 表3・表4 11・12・15・16・狭帯域、7.5項を除く
- JASO M351
※4.1項、5項、6項、7項-c)試験結果2)を除く

 

ユーロフィンFQL サービスパンフレット

総合:会社案内/ソリューション

総合


会社案内 会社案内パンフレット ユーロフィンFQLの方針、サービス概要、事業所等をご紹介致します。

ソリューション

腐食環境ソリューション エコチェッカII、ドライガーゼ方式による塩害分析、QCMセンサなど、腐食環境測定ツールをご紹介いたします。
環境ソリューション 腐食トラブルに関する課題に様々な側面からアプローチしたサービスです。