マイクロプラスチック分析
マイクロプラスチックには現在、正式な定義はないものの0.1~5,000μmサイズの微小なプラスチック粒子であると言われています。
マイクロプラスチックの人体に及ぼす影響は未だ解明されていませんが、150μm程度の粒子であれば人の細胞組織を貫通できると言われており、飲料水中に含まれるマイクロプラスチックのリスクアセスメントが現在WHOによって行われています。
・ユーロフィンのマイクロプラスチック分析
ユーロフィンでは2種類のマイクロプラスチック分析を提供しています。
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Pyrolytic GCMS法
マイクロプラスチックに分類される各物質(PE,PP,PS,PVC,PET,PC,PMMA,PA6)に対し、個別の定量分析を行います。
また、併せてマイクロ総量も算出される定量分析が可能です。0.2μmサイズの粒子まで検出が可能です。
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FTIR法
FTIRでは、飲料水中に分散するマイクロプラスチックの定性分析が行えます。顕微鏡によりマイクロプラスチックの形状を確認し、そのマイクロプラスチック総量に対する含有率、飲料水単位体積あたりの含有量を測定することができます。
最小10μmまでの粒子が測定可能です。
※分析はEurofinsグループ ノルウェー支社での実施となります。
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