病理画像解析

画像解析装置を用いて、免疫染色(IHC)やFISH染色標本の客観性と再現性に優れた画像解析データの提供をご提案致します。免疫染色標本では対象領域中の染色強度、面積、陽性細胞数などの算出が可能です。またFISH染色標本ではターゲット遺伝子とコントロール遺伝子(セントロメア)のシグナルの比を算出する遺伝子増幅解析、転座(分離、融合)、欠失の解析が可能です。
サービスの特長
学習機能によって免疫染色の解析対象領域中の不要な領域(間質など)を除外できます
常勤病理医、臨床検査技師の指導の下、アルゴリズムの設定、領域の選定を実施します

このようなお客様にお勧めします
- 免疫染色やFISHの結果を定性的または定量的な解析に
 - 例) がん免疫関連の研究(PD-L1の解析など)、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の解析
 
サービス基本仕様
- 画像解析内容
- 使用機器
- 病理標本デジタル表示ソフトウェアAperio(ライカマイクロシステムズ)
 - 画像解析ソフトウェアHALO(Indica Labs)
 - デジタルイメージング解析装置Ariol(ライカマイクロシステムズ)
 - 共焦点定量イメージサイトメーターCQ1およびハイコンテント解析ソフトウェアCellPathfinder(横河電気)
 
 
 - 使用機器
 
- 解析項目
- 染色強度算出
 - 染色面積算出
 - 染色陽性/陰性細胞数算出 など
 
 
- 解析範囲
- ホットスポット数ヶ所(ご指定いただけます)
 - 切片全体
 - 染色陽性/陰性細胞数算出 など
 
 
☆実施例
- 
- (染色強度+染色面積)→H-score算出
 
 
- 
- (陽性/陰性細胞数算出)×(ホットスポット5ヶ所)→Ki-67スコアリング(MIB-1 index)
 
 
- 
- (病理医の診断)+(染色強度+細胞数算出)→腫瘍組織浸潤リンパ球解析(TIL解析)
 
 
- 
- 目視カウント→FISH解析(増幅、転座、欠失)
 
 
その他、ご要望をお伝えいただけましたら対応可否について検討いたしますので、まずはご相談ください。
受け入れサンプル
- ホルマリン固定組織、細胞
 - FFPEブロック
 - 未染標本
 - 染色標本
 - 染色標本のバーチャルスライド画像(SVS、NDPIなど)
 
※ その他サンプル性状の場合はお問い合わせください
※ サンプル準備~ご発送手順ページもご覧ください
基本納品物
- 試験報告書
 - 病理染色標本
 - 画像ファイル(svsファイル、TIFFファイルおよびpdfファイル)
 - 測定、評価結果をまとめたエクセルファイル
 
納期
試験内容により異なりますので、事前にお問い合わせください。
オプションサービス
- パラフィンブロック作製
 - HE染色
 - 免疫染色(IHC)
 - FISH
 - 明視野バーチャル顕微鏡撮影
 - 蛍光顕微鏡撮影
 
関連するアプリケーション
- マイクロアレイ ~ 遺伝子発現 ~
 - CellfreeDNAを用いたPD-L1の遺伝子増幅解析:Droplet Digital PCR
 - CellfreeDNAを用いたPseudo progressionの判定:Droplet Digital PCR
 
申込書/注意事項のダウンロード
申込書等ダウンロードサービスページをご利用ください。
ご注文について
ご注文方法は、事前に試験仕様等のお打ち合せをさせていただいたうえで、ご案内させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。
以下の情報をご提供いただけると、お見積のご案内がスムーズです。(未定の項目があっても構いません)
<ご提供いただきたい情報>
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- ご希望のサービス名(例:病理画像解析)
 - 生物種
 - サンプル性状(ホルマリン固定組織、ホルマリン固定細胞、FFPEブロック、未染標本、染色標本、
 - 染色標本のバーチャルスライド画像(SVS、NDPIなど)など)
 - サンプル数
 - ご希望の評価基準:参考文献や条件詳細をご教示ください
 
 
お問い合わせ
ユーロフィンジェネティックラボ株式会社
電話番号 011-644-7342
営業時間 9時~17時(土日祝日除く)
            





