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容器包装 Eurofins

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容器包装 (食品接触材)

我々の食生活は、包材をはじめとした食器、保存用品、調理器具に至るまで多種多様な化学製品と触れあうかたちで成り立っています。それら各製品の安全性を日本国内、EU、FDA規格に準拠したかたちで評価し、お客様製品の価値を高めます。

国内規格

容器包装、食器、保存用品、調理器具にかかわる規格は、乳及び乳製品と一般食品に別けられ、特に、容器包装は材質によって評価方法が細分化されており、使用環境を明確に想定する(封入する食品、温度など)ことが大切です。
以下に食品衛生法第4条に基づき主な分類を示します。

項目 定義 具体例
容器包装 食品と直接触れるもの トレー(プラスチック、発泡スチロール)、ビン、缶、ペットボトル、チューブ、ラップ、フィルムなど
器具 容器包装以外の食品と触れるもの お皿、お椀、グラス、フォーク、ナイフ、はし、おたま、しゃもじ、鍋、フライパン、ポットなど

<容器包装>
食品又は添加物を入れ、又は包んでいる物で、食品又は添加物を授受する場合そのままで引き渡すもの
<器具>
飲食器、割ぽう具その他食品又は添加物の採取、製造、加工、調理、貯蔵、運搬、陳列、授受又は摂取の用に供され、かつ、食品又は添加物に直接接触する機械、器具その他の物、ただし、農業及び水産業における食品の採取の用に供される機械、器具その他の物は、これを含みません

国内評価

食品衛生法に該当する評価一覧は下記PDFにてご確認ください。
同法では乳幼児用のおもちゃについても第62条にて既定されており、試験規格は容器包装同様に、おもちゃの種類や材質ごとに異なります。
  一覧表(PDF)

ユーロフィン・フードアンドプロダクト・テスティング株式会社は厚生労働省の登録検査機関として、輸入用器具・容器包装の試験を受託して
おります。 世界最大規模の分析グループである強みを生かし、お客様の輸出入の検査需要をサポート致します。

EU規格

欧州議会・理事会規則では食品に接触するすべての素材と製品を対象として、通常の使用や予測できる条件下での使用によって、人体に害をおよぼしたり、見た目や味、匂いなどの特徴を損なわず、含有成分が許容範囲以上で食品に変化を起こさないように規定しています。

EU (EC)No.1935/2004「食品に接触する素材および製品に関する規則」
(EC)No.2023/2006「食品に接触する原材料及び製品
(リサイクルした材料及び製品を含む)に関する適正製造規範」
プラスチック (EU)No.10/2011 ※Preliminary reference to:2002/72/EG,82/711/EWG.85/572/EWG
セラミックス 84/500/EWG、2005/31/EG ※limit for release of lead and cadmium from ceramics
エラストマ 93/11/EWG ※limit for nitrosamines
コーティング (EC)No.1895/2005 ※limit for crosslinker BADGE and its degradation products;Ban on NOGE und BFDGE
セルロース 2007/42/EG
キャップ・シーリング (EC)No.372/2007、(EC)No.597/2008
アクティブおよびインテリジェント素材 (EC)No.450/2009
リサイクルプラスチック (EC)No.282/2008

 

FDA規格(米国)

米国では米国食品医薬品局(FDA)、Code of Federal Regulations Title 21 part175~190にて規制されています。 EUとの大きな違いは、配合量としての規制であり原料レベルでの管理が必要となります。
(EUは溶出量で規制しており、最終製品での管理が必要となります。)

USA(FDA) 連邦規則集(CFR)の食品器具材料の規制は「21 CFR 174~190」に記載
接着剤・コーティング剤 Code of Federal Regulations Title 21 part175
紙・段ボール Code of Federal Regulations Title 21 part176
ポリマー Code of Federal Regulations Title 21 part177
その他
INDIRECT FOOD ADDITIVES: ADJUVANTS, PRODUCTION AIDS, AND SANITIZERS
Code of Federal Regulations Title 21 part178
IRRADIATION IN THE PRODUCTION, PROCESSING AND HANDLING OF FOOD
Code of Federal Regulations Title 21 part179
FOOD ADDITIVES PERMITTED IN FOOD OR IN CONTACT WITH FOOD ON AN INTERIM BASIS PENDING ADDITIONAL STUDY
Code of Federal Regulations Title 21 part180
PRIOR-SANCTIONED FOOD INGREDIENTS
Code of Federal Regulations Title 21 part181
SUBSTANCES GENERALLY RECOGNIZED AS SAFE
Code of Federal Regulations Title 21 part182
DIRECT FOOD SUBSTANCES AFFIRMED AS GENERALLY RECOGNIZED AS SAFE
Code of Federal Regulations Title 21 part184
INDIRECT FOOD SUBSTANCES AFFIRMED AS GENERALLY RECOGNIZED AS SAFE
Code of Federal Regulations Title 21 part186
SUBSTANCES PROHIBITED FROM USE IN HUMAN FOOD
Code of Federal Regulations Title 21 part189
DIETARY SUPPLEMENTS
Code of Federal Regulations Title 21 part190

 

EU評価方法

食品に接触する素材で使われている多くの添加物やモノマーを分析するための手法を幅広く取り揃えています。また、特定の方法で分析が困難な場合は選任の技術者がお客様のニーズに合わせて手法を検討いたします。
・感覚分析
味覚、臭覚、変色
・NIASスクリーニング
NIAS:Non Intentionally Added Substances(意図せず添加された物質)
物質の特定とリスク評価
・毒性(Cd,Cr,Pb,Hg,フタル酸など)
・化学分析
・物性評価
・ポリマー、プラスチック、セラミックス、紙、段ボール、塗料など

プラスチック

EN1186 Overall migration :総移行量テスト/溶出試験
総移行量制限(OML :Overall Migration Limit)
water、3% Acetic Acid、10% Ethanol、Olive Oil、Olive Oil,
alternative simulant;95% Ethanol and MAP

項目 分析方式 法規制値
水、酢酸、イソオクタン
エタノール(10~95%)
EN1186
parts2,4,6,8,14
60mg/kg
乾燥テスト (テナックス®) EN1186-13 60mg/kg
オリーブオイル EN1186
parts3,5,7,9
60mg/kg

EN13130 Specific migration :特定移行量試験/特定溶出試験
特殊移行量制限(SML :Specific Migration Limit)

項目 分析方式 法規制値
着色プラスチックの色堅牢度 24. Mit. BGBI. 15, N.D
食品疑似物のGCスクリーニング EN13130 60mg/kg
フタル酸
DEHP、DBP、BBP、DINP、DIDP、DiBP
EN13130 DEHP:1.5mg/kg
DBP:0.3mg/kg
BBP:30mg/kg
DINP,DIDP:9gm/kg
DiBP:no SML
メラミン EN13130-27 30mg/kg
ビスフェノール A EN13130-13 0.6mg/kg
第一芳香族アミン LFGB § 64 0.01mg/kg
IRGANOX®1076 EN13130 0.06mg/kg
N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)アシル EN13130 1.2mg/kg
(C8-C1)アミン EN13130 1.2mg/kg
1,3-ブタジエン EN13130-4 プラスチック中 1mg/kg
アクリロニトリル EN13130-3 N.D <0.02mg/kg
塩化ビニル LFGB § 64 1mg/kg

 

項目(微生物) 分析方式 法規制値
細菌・酵母菌 MB19,
Verp.Rdsch.25(1974)
6,569-575
プラスチック&アルミホイル
<6 germs/dm2
接触試験(コップ&トレー)   <10 germs/食品100g
<2kBE/食品100g
カビ DIN 54378 プラスチック&アルミホイル
<2 germs/dm2
黄色ブドウ球菌 § 64 LFGB L00.00-55  
大腸菌 DIN 10113-2  
項目(包装廃棄物) 分析方式 法規制値
包装容器ごみ中の重金属 ICP/OES Pd,Cd,Hg,Cr 合計100mg/kg
項目(官能試験) 分析方式 法規制値
味・香り DIN 10955 0~4段階評価の2.5

 

紙・段ボール

EN1186 Overall migration :総移行量テスト/溶出試験
総移行量制限(OML :Overall Migration Limit)
water、3% Acetic Acid、10% Ethanol、Olive Oil、Olive Oil,
alternative simulant;95% Ethanol and MAP

項目 分析方式 法規制値
水、酢酸、イソオクタン
エタノール (10~95%)
EN1186
parts2,4,6,8,14
60mg/kg
乾燥テスト(テナックス®) EN1186-13 60mg/kg
オリーブオイル EN1186
parts3,5,7,9
60mg/kg

 

項目 分析方式 関連物質
模擬溶剤(テナックスまたはイソオクタン)を用いたGCスクリーニング EN13130 フタル酸(特にDiBP)DiPN、DEHM、ベンゾフェノン、ITXなど

 

項目 分析方式 規制/基準値(BfR XXXⅥ)
ホルムアルデヒド EN1451 1mg/dm2
グリオキサール DIN54503 1.5mg/dm2
MCPD&DCP EN14573 12 bzw. 2μm/L 抽出
チアゾリノン HPLC-MS/MS 0.5μg/dm2
ペンタクロロフェノール(PCP) EN15320 0.15mg/kg
光開始剤 HPLC-MS/MS  

 

項目(微生物) 分析方式 法規制値
カビ DIN54378 固体(段ボール、箱類)
<20spores/100cm2
項目(包装廃棄物) 分析方式 法規制値
包装ごみ中の重金属 ICP/OES Pd,Cd,Hg,Cr 合計100mg/kg
項目(官能試験) 分析方式 法規制値
味・香り EN1230 0~4段階評価の2.5

 

Fit for Food

『Fit for Food』ラベルはユーロフィンが食品包装の適合性を認めた証となります。
このラベルは食品業界のサプライチェーンから消費者に至るまでの全ビジネスパートナーに安心と信頼を届けます。

  

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食品と接触する容器や包装に関わる規則と法的要求は変化が速いですが、逐一、対応するには的確な情報の入手が重要となります。ユーロフィンではパッケージングニュースレターとして、関連する最新情報の配布を行っております。記述は英語とドイツ語で発行は不定期です。

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