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フタル酸エステル分析 Eurofins

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フタル酸エステル

フタル酸エステル類は、主に塩化ビニール(PVC)の可塑剤(熱可塑性合成樹脂に加えて柔軟性や対候性を改良する添加薬品類の総称)に使用される化学物質です。弊社では1990年代に、いわゆる環境ホルモン
物質として人体や環境への影響が懸念された時代より分析の実績を重ねており、今ではRoHS2(改正RoHS)で規制対象となったフタル酸エステル類4種(DEHP, BBP, DBP,DIBP)の分析を提供しております。
また、JIG、おもちゃ規格、REACHのSVHCまで分析項目を拡大しております。

お客様の要望に応じて、CPSCに準拠した溶媒抽出法の他、EN14372のソックスレー抽出法、今後は
熱分解法によるスクリーニング試験にも対応することが可能です。

2017年発行予定のフタル酸エステル国際規格IEC62321-8にも随時対応する予定です。

物質名称(略称) CAS#
おもちゃ
(全般)
おもちゃ
(経口)
 RoHS
JIG SVHC
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル (DEHP) 117-81-7
フタル酸ジ-n-ブチル (DBP) 84-74-2
フタル酸ブチルベンジル (BBP) 85-68-7
フタル酸ジイソノニル (DINP) 28553-12-0, 68515-48-0  
 
 
フタル酸ジイソデシル (DIDP) 26761-40-0, 68515-49-1  
 
 
フタル酸ジ-n-オクチル (DNOP) 117-84-0  
 
 
フタル酸ジイソブチル (DIBP) 84-69-5    
 
フタル酸ジエチル(DEP) 84-66-2          
フタル酸イソへプチル(DIHP)(DIHpP)
1,2-ベンゼンジカルボン酸,ジ-C6-8-)
分岐と直鎖アルキルエステル, C7-rich
71888-89-6      
フタル酸ヘプチルノニルウンデシル,
(DHNUP)1,2-ベンゼンジカルボン酸,
ジ-C7-11-分岐と直鎖アルキルエステル
68515-42-4      
フタル酸ビス(2-メトキシエチル) 117-82-8      
フタル酸n-ペンチル-イソペンチル 776297-69-9        
フタル酸ジイソペンチル(DIPP) 605-50-5        
1,2-ベンゼンジカルボン酸,
ジペンチルエステル, 分岐と直鎖(DIPP)
84777-06-0        
フタル酸ジペンチル(DPP) 131-18-0        
フタル酸ジへキシル(DHP) 84-75-3        
フタル酸ジイソへキシル
(DIHP)(DIHxP)
1,2-ベンゼンジカルボン酸ジへキシル
エステル, 分岐および直鎖
68515-50-4        

 

ユーロフィンでは、各種フタル酸エステル類の分析パッケージを用意しております。

   ・RoHS 4項目パッケージ (DEHP, DBP, BBP, DIBP)
   ・おもちゃ (全般) 3項目パッケージ (DEHP, DBP, BBP)
   ・おもちゃ (経口) 6項目パッケージ (DEHP, DBP, BBP, DINP, DIDP, DNOP)
   ・JIG 9項目パッケージ (DEHP, DBP, BBP, DINP, DIDP, DNOP, DIHP/DIHpP, DHNUP,
                      フタル酸ビス(2-メトキシエチル))

 

EUにおける規制
対象法令 欧州指令(2005/84/EC)
対象製品 おもちゃ・育児用品全般 口に含む可能性のある
おもちゃ・育児用品
対象物質と基準 DEHP、DBP、BBP:合計0.1%以下 DINP、DIDP、DNOP:合計0.1%以下
分析方法 ***

 

アメリカにおける規制
対象法令 CPSIA Section 108
対象製品 おもちゃ・育児用品全般 口に含む可能性のある
おもちゃ・育児用品
対象物質と基準 DEHP、DBP、BBP:合計0.1%以下 DINP、DIDP、DNOP:合計0.1%以下
分析方法 CPSC-CH-C1001-09.3
対象法令    Proposition 65 Safe Drinking Water and Toxic Enforcement Act of 1986
内容 作業者や消費者が有害物質に暴露する可能性がある場合、事前に警告(告知)することを義務付けている米国カリフォルニアの州法です。
有害物質とは発がん性物質や生殖毒性物質として、暴露とは物理的な体表面への接触、摂取、吸入として定義されています。本法律には対象製品という定義がなく、暴露する可能性があるもの全てが対象となります。規制値は全ての物質で定められているわけではなく、非常にわかり辛い法律でもあります。
対象物質 フタル酸エステル類6物質(DEHP・DBP・BBP DINP DIDP DHP)がリストアップ

 

日本における規制
対象法令 食品、添加物の規格基準(厚生省告示第370号)
対象製品 おもちゃ・育児用品全般 口に含む可能性のある
おもちゃ・育児用品
対象物質と基準 DEHP、DBP、BBP:合計0.1%以下 DINP、DIDP、DNOP:合計0.1%以下
分析方法 食安発0906第4号

 

 

弊社の特徴

①日米欧の3極規制に含まれている6物質以外にも、REACH規則のSVHCで規制されているDIBPなど幅広いフタル酸エステル類についても分析致します。定量下限値100ppm(基準値0.1%:1000ppmの1/10)。更に、アジピン酸エチル、アジピン酸ブチルなどにも対応致します。
②GC/MSではピーク形状・リテンションタイムが類似している代替可塑剤(DINCHなど)は、LC/MS/MSを用いて確認試験を実施致します。

下図:第68回分析化学討論会「材料中のフタル酸エステル類分析」より抜粋

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